10/21/2010

安全だという感覚を取り戻す

影のアーティスト

アーティストが支えとしているのは何よりも支えであるという内容が書かれていて、確かに~と思った。 

応援してもらうことって大切である。

しかし、応援してもらえないアーティストも一杯いる。 
特に親たちの反応は、意外に冷たい。 

こ ども時代、わたしは美術系の高校へ進みたかったが、お前にそんな才能があるわけないと言われて終わった。食べていけるわけがないとも言われた。 実際、父 の姉は画家の卵と結婚してとっても苦労したのを知っていたのでよけいにそうだったかもしれない。絵が売れるようになるまでは、ほとんど家計は姉が支えてい たらしい。画家、作家、俳優などもそうかもしれないけれど、そういったアーティストの場合、生計をどうしていくかという不安がどうしてもでてきて、身動き が取れなくなってしまう。 そんな風にうごけなくなってしまった状態を「影のアーティスト」とThe artist's wayの著者ジュリアンは述べている。

もっと創造的なことができるかもしれないのに、不安がつきまとって、創造することもできなくなって しまう。 これはアーティストじゃなくても、他の職業でもそういうことはあると思う。何か夢を追い求めているとき、周りにそんなの無理だよ、それじゃ食べ ていけないよと言われれば、弱気になってしまったり、あきらめそうになってしまうこともあるだろう。 そうなると自分の中にある「アーティストのこども (と著者は呼んでいる)」の意欲が周りに人たち(特に親)に無視されたり、抑え込まれてしまう。

だから、わたしはもし、こどもがやりたいことがあったら、とことんやってほしいな~と思っているし、わたし自身も自分の中にまだ抑えているアーティストのこどもがいるとしたら、解放してあげたいと思った。

影のアーティストになってしまっている人たちは、自分が夢に向かって行動できないことに、自分を裁いていたり、責めていたりする。 十分に自分を慈しんでいないし、どうして勇気を出して行動しないのかと、自分を責めていることが多いってことで同感である~

ほんとうにその通り。 

影のアーティストの部分を持っている場合、大抵、自分の中にマイナスの思いこみがあるので、自分が前に進もうとしていることを阻んでいるマイナスの思いこみをなくしていき、それをまずはプラスに改めていく必要がある

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